いただいた出産祝いに対して贈るお返しの品物のことを「出産内祝い」といいます。
出産から約１カ月程度の時期に贈るのが目安とされていますが、これは、初めて赤ちゃんを連れて神社にお参りする「お宮参り」が一般的にこの頃とされ、出産後の節目の時期にあたるためであるといわれています。
お宮参りの後に、なるべく早い時期に出産内祝いの品を贈るのが理想とされています。
  金額的には、出産祝いでいただいた品物の1/3から半額程度が相場とされていますが、これはあくまで目安ですから、厳密に考える必要はなく、出産祝いをいただいた方全員に、同じ品物をお贈りしても構いません。
ただし、可能であれば、いただいた品物に応じて数段階に分けるなどするとより丁寧でありますでしょうし、むしろ気を付けたいこつは、 特に目上の人に対しては失礼にあたりますので高額な商品をお返しすることは十分注意すべきであるといわれています。
また、出産内祝いには熨斗（のし）をつけて、赤ちゃんの名前で贈るのがマナーとなります。